Best Lian = 最良の絆
無人島でもない限り人は皆、一人で生きていくことはできません。
『結婚もせず、パートナーも作らず、一人暮らしをしているのだから一人で生きているんだ』
と言う人もいることでしょう。しかし、本当にそうでしょうか?例えば食べるためにどこかの誰かが作った食材を買います。お金を払っているとはいえ、この時点でもう誰かのお世話になっています。そして、生きていくためのお金を得るためアルバイトであろうと社員であろうと会社という組織に属し、誰かのお世話になりお世話をし、というように人との結びつきは欠かせないものです。
ただ一つ違うのは、最良の絆(Best Lian)で結びついている人(パートナー)が自分の隣にいるかどうかということです。人は若い時、元気な時はあまり考えることがありませんが、病気になったり、自然災害が起こって一人不安になると人との繋がり、結びつきを強く意識するようになります。
日本という国は、地震を始めとする自然災害が非常に多い国です。さらにはコロナウイルスという目に見えない敵も現れ、現代を生きるのに不安は尽きません。
『隣に愛する人がいてくれたら・・・。』
そう考えたことがある人も少なくないはずです。
私自身、これまでの人生の中で『一人でもいい。仕事があるから。』と思ったかと思えば、『心から好きになれるパートナーが欲しい。』と思ったりということを何度も繰り返してきました。
気付けば、ゲイの結婚相談所の門を叩いていました。やはり一人で生きていくより、生涯のパートナーが欲しいという思いが勝ったのだと思います。とはいえ、そういう場所に行くのは非常に勇気のいることでした。何度も悩みましたが、行動を起こさなければ何も変わらないと思うようになったのです。
そして2020年7月、私は運命の人と出会いました。それが田辺代表です。
初めて会ったはずなのに初めて会った気がしないという感じでした。会えば会うほど、話せば話すほど、彼しかいないと思いました。こんな感覚はこれまでに味わったことがありません。運命の人に出会うというのはこういうことなのかと知りました。
今では田辺代表と一生涯添い遂げる決意をしています。
Best Lianを立ち上げることになったのは、田辺代表とのデート中の会話がきっかけです。偶然にも、いや、必然だったのかもしれません。
『私たちのような幸せなカップルを1組でも多くつくりたい!』
『悩んでいる人に少しでも寄り添えたら』
私たち二人の共通の想いです。
日本では、少しずつLGBTへの理解が進んできましたが、当事者にとってはまだまだ生きにくい社会であることも事実です。相談したくてもそう簡単にできる身近な人はいないという人が大半です。
私たちはそんな人たちの悩みを聞き、一緒に考え、そして望むなら一生涯添い遂げるパートナーを見つけるお手伝いができればと考えています。
まずはお話を聞きに来てください。悩んでいることがあるなら話してみてください。私たちは入会を強制することはありません。当社とのご縁があればあなたのタイミングでよいのです。
まずは、一歩だけ進んでみてください!
そのほんの少しの勇気が、Best Lian(最良の絆)を見つける第一歩になるのです。
副代表 新井 智尊